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恋するアイドル❤︎〜内緒の発情期〜
第8章 躰の疼き……
青いジャージのジッパーを摘まみ降ろして膨らんだ胸の麓を広げ、白い半袖をちらつかせた。
すると、おおエロい、と小さな歓声で仰がれる。
下半身は本来、半ズボンだけど通販サイトで買ったブルマにわざわざ変えたのだと伝えると、なら早くジャージを脱いでくれと急かされた。

「どう、ですか?」

ご期待に添えられるかどうか。
姿を晒してしまえば自然と軀がもじもじ捻ってしまう。

「可愛いよ。すごく可愛い……」

鼻息を混ぜながら電話先の八反田さんはリクライニングに深く腰掛け直し、シャツのボタンをもうプチプチと外した。
急いて肌着すら脱ぎ捨てる様は、性欲を抑えられない男子高校生のそれと似てる。
彼もおな禁してたから、きっともう欲求不満が限界なんだろう。
そうだといいな……。

「八反田さんはどういうのが好み?」

「ん?……まあイメージビデオなら、ジャンプしてるシーンとか」

「こういうの?」

スマホカバーでカメラを固定して、ベッドの上で跳ねてみる。
運動は苦手だけど、こういうえっちな運動なら頑張れそう。

「おー……おっぱいぷるんぷるん!」

「えへへ……」

ちょっと疲れて四つ這いになりブラちらを見せてあげる。
彼はもう上気を隠さなかった。

「エッチな躰だなぁ、相変わらず……」

「そうかなぁ?」

「天性のオカズ用アイドルだな!あぁそうだ、今度グラビア出してみたら?」

……写真集かぁ。
ちょこちょこ男性向け雑誌に水着姿で1ページ2ページくらいのお仕事は何度もあったけど、写真集は恥ずかしくて出版したことはない。
さっき言ってたイメージビデオも。

「八反田さんが言うなら恥ずかしいけど、頑張ろうかなぁ」

「可愛いからきっと売れるよ。……まあ世の中の男にオカズ用としてだけど」

「八反田さんも、シテ、くれるかなぁ?」

「俺は目の前の君でするよ」

「んーん。本物のほう」

「ああ……。まあ、するんじゃないか?男なんだし」
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