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恋するアイドル❤︎〜内緒の発情期〜
第9章 それは禁断の果実

八反田さんは私の寝間着の紐を解いた。
病院のレンタルなので色気なんて一つとしてない。
あるとすれば中に着ていたキャミソールくらいだ。
身頃を外されると白いそれが露わになった。
「乳首、透けてる……。お前のこれは破壊力があり過ぎるんだ」
彼は指先を私の頬の湿布に触れてから、つつと撫でてギプスの巻かれた首を通り、谷までゆっくり降りてきた。
そして双子の山の敏感な突起――その左側片方に二つ指で触れられる。
それだけで私は身悶えた。
小さな喘ぎを漏らした。
八反田さんは私の反応を気遣う。
「痛かったら言いなさい。気分が悪くてもだ」
痛いわけがない。
気分が悪いはずがない。
寧ろ私の女が確実に目覚めたのに気づいているにも関わらず……。
自分だって男が充血を始めているのだろうことも投げ置いて、彼は優しさを優先してくれる。
そういうこの人にますます恋が熱を帯びる。
「は、はい……。……ぁっ」
二本の指先が私の左胸の上で踊っていた。
撫でるように不規則に、でも一定の圧でもって触れられる。
暫くは恥ずかしさに我慢していたが、ふいに彼の二の腕を利き手で強く掴んだ。
よがる女の私がそうさせた。
「はったんださん、だめぇ……」
これでは駄目だと伝わらないことくらい、処女にだって見てとれる。
官能小説を読み漁り耳年増な子供の私はずっと疑問に考えていた。
もっとして欲しいなら素直になれば良いのにと。
でもこれは、一定以上、男を煽るための口上だと解した。
男を雄にさせる為の秘密の呪文なのだとこうして体験して身に染みた。
「あぁ……みゆり……そんな顔で見つめてくれるな」
彼はぶるりと肩を振るわせたあと唇を噛んだ。
同時に彼の二本の指が親指と示し合わせたように動き、私の左胸はぐっと鷲掴まれた。
力強さに乳房が飛び出し、先端がキャミソールを押し上げる。
彼は大きな感嘆を漏らした。
そして私が肩に触れていた手を取り指をそっと咥え込んだ。
転んで擦り傷の出来た掌には包帯が巻かれ、人差し指には絆創膏が貼りつけられていたが、彼は問題あるかとばかりにじゅうじゅうと啜り立てる。
更に右手の指で何度も柔らかな張りを確かめるように揉まれ、乳首がその度に押し出された。
その様子すべてを八反田さんはあの鋭い目で捉えている。
「んぁ……ぁぁ……はぁ……ぅぅ……」
病院のレンタルなので色気なんて一つとしてない。
あるとすれば中に着ていたキャミソールくらいだ。
身頃を外されると白いそれが露わになった。
「乳首、透けてる……。お前のこれは破壊力があり過ぎるんだ」
彼は指先を私の頬の湿布に触れてから、つつと撫でてギプスの巻かれた首を通り、谷までゆっくり降りてきた。
そして双子の山の敏感な突起――その左側片方に二つ指で触れられる。
それだけで私は身悶えた。
小さな喘ぎを漏らした。
八反田さんは私の反応を気遣う。
「痛かったら言いなさい。気分が悪くてもだ」
痛いわけがない。
気分が悪いはずがない。
寧ろ私の女が確実に目覚めたのに気づいているにも関わらず……。
自分だって男が充血を始めているのだろうことも投げ置いて、彼は優しさを優先してくれる。
そういうこの人にますます恋が熱を帯びる。
「は、はい……。……ぁっ」
二本の指先が私の左胸の上で踊っていた。
撫でるように不規則に、でも一定の圧でもって触れられる。
暫くは恥ずかしさに我慢していたが、ふいに彼の二の腕を利き手で強く掴んだ。
よがる女の私がそうさせた。
「はったんださん、だめぇ……」
これでは駄目だと伝わらないことくらい、処女にだって見てとれる。
官能小説を読み漁り耳年増な子供の私はずっと疑問に考えていた。
もっとして欲しいなら素直になれば良いのにと。
でもこれは、一定以上、男を煽るための口上だと解した。
男を雄にさせる為の秘密の呪文なのだとこうして体験して身に染みた。
「あぁ……みゆり……そんな顔で見つめてくれるな」
彼はぶるりと肩を振るわせたあと唇を噛んだ。
同時に彼の二本の指が親指と示し合わせたように動き、私の左胸はぐっと鷲掴まれた。
力強さに乳房が飛び出し、先端がキャミソールを押し上げる。
彼は大きな感嘆を漏らした。
そして私が肩に触れていた手を取り指をそっと咥え込んだ。
転んで擦り傷の出来た掌には包帯が巻かれ、人差し指には絆創膏が貼りつけられていたが、彼は問題あるかとばかりにじゅうじゅうと啜り立てる。
更に右手の指で何度も柔らかな張りを確かめるように揉まれ、乳首がその度に押し出された。
その様子すべてを八反田さんはあの鋭い目で捉えている。
「んぁ……ぁぁ……はぁ……ぅぅ……」

