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恋するアイドル❤︎〜内緒の発情期〜
第9章 それは禁断の果実
八反田さんは私の腋肉を唇に含ませて啜った。
空気と肌とが絡め取られ普段は耳にしない音――人間が2人揃わないと到底響めくこともないような箇所から愛を奏でられた。

じゅる……ちゅぷ……ぴちゃ、れろれろ……。

腋フェチや汗臭フェチという言葉それ以上の様々なフェチズムをアイドルになってから知ったが八反田さんはどうやらそーいう気質もあるらしい。

「どう……?ちゃんと口で言えないのなら、やめてしまおうか……」

「……き、気持ち……ぃ、れす……」

ただこの人の場合はそれ一色ということではないと感じる。
趣向を織り交ぜた性というパズルゲームをこの人は多分好んでいるのだ。
じゃなきゃ、こんな……。

「今度はこっちだよ……」

わざと体臭の強いところを口にしようなんてしない。

「ああっ……待って、八反田さんっ……」

彼は散々私の腋を舐め尽くしたあとに、起き上がってすぐ私の足の裏の匂いを嗅いだ。
右腋から対角線の延長を伝い私の左の膝を曲げて、それを顔面近くにわざと持ち上げた。
土踏まずに鼻をこすりつけられ、また普段は得難い擽ったさが思考を占める。

「スーッ、ハァッ……」

恍惚した顔付きに震えがきた。
あの生真面目な八反田さんが私の脚を抱えて足裏の匂いを嗅ぎ、とろりと溶けているのだ。
こんな想像はしたことがなかった。
こんな卑猥な愛撫を私は知らなかった。

「そ、そこは、汚っ……」

親指を咥内に含まれた。
棒付きキャンディをしゃぶるように舌で転がされ吸われる。
かと思えば指の並びを左右に舌で撫でられる。
はぁはぁと直情的な呼吸が彼の興奮を物語っていた。

「汚くないよ。とても良い香りがする……。しかも、こんなにウマい……みゆりの……」

「ああっ!だめです!言わないで……」

「どうして?一日中外にいた……コンサートとカラオケに行って酔わされて、城田の家で俺を誘惑したあげくまだシャワーも浴びれてないパンプスで蒸れたみゆりの……」

「ああっ!やだっ!やだよぉ、八反田さん!」

「みゆりの汗の匂いは、とてもエロイ香りがするんだ……。俺、おかしくなりそうだ……。このままじゃ消毒だけじゃすまないかもしれない……」
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