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恋するアイドル❤︎〜内緒の発情期〜
第9章 それは禁断の果実
ずっと憧れていたそよ風にも揺れるこのサラサラが遂に私のものになったんだ。
感動に胸を震わせていると彼も似たようなことを呟いた。

「みゆりの胸で一度窒息してみたかった」

途中、キャミソールが邪魔に感じたのか彼は無理矢理それを押し下げた。
肩紐が引っ張られて伸び使い物にならなくなったろうけれど、お陰様で乳房が飛び出て自然と厚みを増してしまった。
ブラジャーもなしに寄せて上げられた柔肉が、好きな人の前でこんな風に露出してしまっている。
また私の子宮から涙が零れた。

「相変わらず御しがたい乳房だよなぁ……」

「え?」

「けしからんおっぱいだなと言ってる」

彼はもう一度、肌の谷に顔を落とした。
飽きるまで互いに憧れを満喫する。
私は彼の髪をくしゃくしゃに掻き乱してみたり、くるくると指に巻き付けたり、或いは極小さな三つ編みを作ったりして綺麗な髪の毛が荒れていくのを堪能したし、八反田さんは八反田さんで、私の胸を口に含んでちゅばちゅばと引っ張ったり、乳首をくりくり捏ね回したり、或いは大きな掌一杯に鷲掴んで揉み込み、巨乳と謳われるそれが弾けて揺れるのを満悦していた。

幸せだった。

おなにーでは得られない温もりがそこにあった。
生きて肌を重ねる歓びを初めて知った。
でも驚くことに。
セックスにはまだまだこの先があるのだ。
私にはそれが偉大過ぎてもはや想像すらつかなくなってきた。
この恋の熱に刺激されてひたすら分泌を促す子宮に向かって、愛液が滝のように流れる秘穴に向かって、八反田さんの枷の外されたモンスターが侵入してきたら一体私はどうなるのだろう。

もしかしたら生きていられやしないのじゃないかな?

「うぅっ……柔らかい……最高だ……」

私のおっぱいの中、顔面を前後左右に叩き込めるだけ叩き込んだ八反田さんは、本当に窒息寸前まで両頬に弾力をぱんぱんと打ち付けて快楽に浸っていた。
たゆたゆと揺れる先端……それを親指で探し当てられ押し込まれたとき、

「あぁっ!!」

ぞわっと熱が噴き出た。
八反田さんは私の乳肉を摑んだまま、むくりと起き上がった。

「……お漏らしするならすると、いわないとダメだろう?」
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