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恋するアイドル❤︎〜内緒の発情期〜
第4章 ようこそアイドルカフェdólceへ‼︎

「はい、ありがとうございます!それではdólceの店長、八反田さんにもお話しを伺いましょう。八反田さん!」
「はい、dólceの店長を務めさせて頂いている八反田二三助です。無事、この日を迎えることが出来ました。メディアの皆様、そしてファンの皆様がたくさん話題にして下さったおかげで、本日……なんと……予約で満席でございます。本当にありがとうございます。まだまだ仕事の不慣れなカフェアイドル達ですが、これからの成長を楽しみに、癒されに来て下されば光栄です」
……アイドルなんかになりたかった訳じゃない。
そう言ったら、今ああしてコメントを残した八反田さんはどう思うだろう。
強張った声で、でも嬉しそうに笑っている八反田さんを見て、私はなぜ今ここにいるんだろうと思った。
カメラのフラッシュも、ファンの声援も……。
私には……。
何にも関係ないことのように……感じてしま……う。
あれ、私なんでかな……。
おかしいなぁ……。
さっきまで、八反田さんを、みんなと同じ視線の位置から眺めていたはずなのに……。
なんで今私は……。
彼を下から眺めているんだろう……。
「みゆり!」
ごめんねるかちゃん。
いつも私、心配かけてばっかりだね……。
「風間っ⁉︎おいっ‼︎」
あれ、八反田さん……。
私、八反田さんに抱き起こされてるのかな?
こんなに近くに居たら、どきどきしちゃう、なぁ……。
でも、いつも、迷惑ばっかりかけてるから、きっと嫌われてるね……。
だって、私やっぱり……。
大前さんみたいには……。
……なれそうにないです。
「はい、dólceの店長を務めさせて頂いている八反田二三助です。無事、この日を迎えることが出来ました。メディアの皆様、そしてファンの皆様がたくさん話題にして下さったおかげで、本日……なんと……予約で満席でございます。本当にありがとうございます。まだまだ仕事の不慣れなカフェアイドル達ですが、これからの成長を楽しみに、癒されに来て下されば光栄です」
……アイドルなんかになりたかった訳じゃない。
そう言ったら、今ああしてコメントを残した八反田さんはどう思うだろう。
強張った声で、でも嬉しそうに笑っている八反田さんを見て、私はなぜ今ここにいるんだろうと思った。
カメラのフラッシュも、ファンの声援も……。
私には……。
何にも関係ないことのように……感じてしま……う。
あれ、私なんでかな……。
おかしいなぁ……。
さっきまで、八反田さんを、みんなと同じ視線の位置から眺めていたはずなのに……。
なんで今私は……。
彼を下から眺めているんだろう……。
「みゆり!」
ごめんねるかちゃん。
いつも私、心配かけてばっかりだね……。
「風間っ⁉︎おいっ‼︎」
あれ、八反田さん……。
私、八反田さんに抱き起こされてるのかな?
こんなに近くに居たら、どきどきしちゃう、なぁ……。
でも、いつも、迷惑ばっかりかけてるから、きっと嫌われてるね……。
だって、私やっぱり……。
大前さんみたいには……。
……なれそうにないです。

