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恋するアイドル❤︎〜内緒の発情期〜
第12章 みほこお姉ちゃんと王子様
王子様はパパのパジャマを着ていた。
最近太り気味のパパのそれは王子様には少し大きいらしい。
ずるりと肩が落ちている。
露わになった首筋に赤い跡があった。
きっとキスマークって奴だと思った。
「おはようございます。よく眠れました?」
私達を眺めていたお姉ちゃんがドアに寄り掛かるようにして声を掛けた。
いつの間に居たんだろう。
「……ハイッ!お蔭様で……!」
王子様の顔が急に真っ赤になる。
きっと疲れて眠ってしまうくらい、セックスをしたってことだ。
クスッと笑ったお姉ちゃんは、
「外は良い天気よ。私、朝ごはん作るわね」
そう言って、キッチンに戻っていった。
「ぼ、僕も手伝いますっ!」
「わたしも!」
2人で飛び起きるとお姉ちゃんは、
「うふふ。ありがとう。でもそんなに人手はいらないわ。だからみゆりちゃんは、王子様とお洗濯してきて」
私達にお仕事をくれた。
「うん」
洗面所には大きな洗濯機がある。
そこにかごの中の汚れたお洋服を放り込む作業だ。
「今日は、えーと、シーツと下着の日!でもわたし、ひょうはくざいとじゅうなんざい、どっちかわからないの。まちがえたらお姉ちゃんに怒られちゃう」
「かしてごらん」
王子様がわたしの両手から容器を奪い取り、2種類の説明書きを眺めてくれた。
「うん、こっちで大丈夫。下着……ってことは、これ?」
王子様の目が泳ぐ。
今更ながら、お姉ちゃんがなぜ私達に洗濯係を宛がったのか解った気がする。
昨夜お姉ちゃんが身に付けていたランジェリー。
王子様はそれを取り出した。
パンティの紐の部分を左右で摘まんで相対する。
クロッチの部分がまだ湿っていた。
微かに生々しい匂いがするのに、わたしは気付くまいと無邪気に振る舞った。
けれど王子様はそれをまじまじと眺め続けていた。
「おぉ……」
少しだけ濃い息を吐き、唾を飲み込む音がまんま声になって現れていた。
まさか匂いを嗅いだりしないよね?
子供ながらにちらちら彼の行動を遠巻きに眺めていると、王子様は、
「ご、ごめんね……。あんまりこういうの見たこと無くて……」
何でも無いようにランドリーの中にそれを投げ込んだ。
最近太り気味のパパのそれは王子様には少し大きいらしい。
ずるりと肩が落ちている。
露わになった首筋に赤い跡があった。
きっとキスマークって奴だと思った。
「おはようございます。よく眠れました?」
私達を眺めていたお姉ちゃんがドアに寄り掛かるようにして声を掛けた。
いつの間に居たんだろう。
「……ハイッ!お蔭様で……!」
王子様の顔が急に真っ赤になる。
きっと疲れて眠ってしまうくらい、セックスをしたってことだ。
クスッと笑ったお姉ちゃんは、
「外は良い天気よ。私、朝ごはん作るわね」
そう言って、キッチンに戻っていった。
「ぼ、僕も手伝いますっ!」
「わたしも!」
2人で飛び起きるとお姉ちゃんは、
「うふふ。ありがとう。でもそんなに人手はいらないわ。だからみゆりちゃんは、王子様とお洗濯してきて」
私達にお仕事をくれた。
「うん」
洗面所には大きな洗濯機がある。
そこにかごの中の汚れたお洋服を放り込む作業だ。
「今日は、えーと、シーツと下着の日!でもわたし、ひょうはくざいとじゅうなんざい、どっちかわからないの。まちがえたらお姉ちゃんに怒られちゃう」
「かしてごらん」
王子様がわたしの両手から容器を奪い取り、2種類の説明書きを眺めてくれた。
「うん、こっちで大丈夫。下着……ってことは、これ?」
王子様の目が泳ぐ。
今更ながら、お姉ちゃんがなぜ私達に洗濯係を宛がったのか解った気がする。
昨夜お姉ちゃんが身に付けていたランジェリー。
王子様はそれを取り出した。
パンティの紐の部分を左右で摘まんで相対する。
クロッチの部分がまだ湿っていた。
微かに生々しい匂いがするのに、わたしは気付くまいと無邪気に振る舞った。
けれど王子様はそれをまじまじと眺め続けていた。
「おぉ……」
少しだけ濃い息を吐き、唾を飲み込む音がまんま声になって現れていた。
まさか匂いを嗅いだりしないよね?
子供ながらにちらちら彼の行動を遠巻きに眺めていると、王子様は、
「ご、ごめんね……。あんまりこういうの見たこと無くて……」
何でも無いようにランドリーの中にそれを投げ込んだ。