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恋するアイドル❤︎〜内緒の発情期〜
第14章 内緒の同棲
もう、朝方じゃねぇか……と項垂れ気味の八反田さんの向こうに、綺麗な街並みの霞掛かった青が見える。
朝日が顔を出しかけており濃紺のマーブル模様の中に僅かに東京湾が望める。
そして八反田さんはカーテンを締めたあと何食わぬ顔で言った。

「それと、ここにいる間はオナニー禁止な。お前、アイドルなんだからまじでその癖治せ。いいな」

私がその言葉に驚くと二の句を紡げないことをいいことに、

「じゃあおやすみ」

と続け半ば強引に約束を取りつけられてしまった。
ニコっとした八反田さんはそのまま静かに部屋をあとにして。
私の周囲に軽い絶望が漂う。

そんな約束守れっこないよ。
だって今だって……。

布団の上にはいつの間にかYシャツが置いてあった。
彼シャツ……ちょっと着てみたかったんだよね。
匂いを嗅ぐと鼓動が早鐘を打つのを感じた。
着ていた服を脱ぎブラジャーを取り去る。
素肌の上に八反田さんのYシャツを重ねた。
ボタンを掛けて姿見の前に立ってみる。
細い線で作られた八反田さんのサイズでも、すっぽり収まることが出来た。
乳房の先端がぽちっと突出している。
丈がちょうどショーツの三角までは届かずに、割れ目の部分だけが露出してしまっている。
無論そこから伸びる太腿は丸見えだった。

エッチな格好……。

八反田さんのシャツの中で私の躰は疼いて仕方なかった。
欲情しちゃう……。
本当のことを言えば八反田さんのお家に着いてすぐ、八反田さんの匂いに染まった空気にすら……。
私ずっと濡れてる。
自分の家の孤独な匂いとは違うから。

そしてふと本棚の方に目を向けた。
下段には小説や漫画が敷き詰められているが、上には芸能雑誌や書籍が置いてあった。
もなかさんが表紙のアダルト雑誌を見つけた。
いつだったろう事務所で二人きりになったときのことを思い出した。
八反田さんは見られたくないものを上に隠す癖があるみたい。
開いてみるともなかさんの袋綴じがあった。
赤い縄に縛られ宙に浮くもなかさんがとてつもなくエッチだったけど、切り取り線はそのままになっていた。
へんなの、中味気にならないのかな?
別のページを読み進めると角が折られた箇所を発見した。
開いてみる。
そこにはドルチェ特集と見出しがあった。
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