この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
恋するアイドル❤︎〜内緒の発情期〜
第4章 ようこそアイドルカフェdólceへ‼︎
鏡に何か映った訳でもない。
……のに、背後が妙に気になり恐る恐る振り返った。
その瞬間を見計らったようにブルッと震えたスマホ。

「ひぁ……っ⁉︎」

驚いて変な声をあげてしまった。
それに、ひ、非通知って……。

「もしもし」

「…………」

「も、もしもし?」

「……いま、お前の後ろにいるぞ……」

「ひゃー!って……八反田さん……やめてくださいそういうの……」

「はは、驚いたか?」

「そ、そりゃぁ驚きますよぉ……」

正直、電話をくれたことのほうに驚いてるんだけど……。
でもこの人はそんな私の気持ちに気付いてくれるような人じゃない。
八反田さんが今私の後ろに居てくれたらどんなに嬉しいか。
お化けでもなんでもいいから、八反田さんが側に居てくれたら……。
こんな情け無い私のこと、抱き締めてくれたら……。
少しだけ救われる。
そんな気もするのに。

「八反田さん……私……」

ほらやっぱり……。
自分なんて嫌い。
だってそれを、想像しただけで……。

「どうしました?」

耳元の声がじんじんして……。
カラダが喜んじゃって……。
熱くなってきちゃうの……。

「私……やっぱりまだおかしいみたいです……」

「それは、倒れたばかりなのですし、当たり前なのでは?」

心配してくれる声が愛しい。
今は23時前。
そういえばいつもこの時間は、お部屋のベッドにいる時だもん。

「いえ、いつもは平気なんです。ほっといても、自然と目を覚ます時もありますし……お家ではそうですから……」

そう、大概はそうなの……。
一時的なだけ。
でも今は……。
今だけは……。

「そうなんですか?」

「……でも今日は、おかしいな……なんだかカラダが熱くて……」

……嘘をついても、バレない気がする。

私の中に、黒い欲望が渦巻いていた。
本当に、私って、ダメな子ですね。
倒れたばかりで……。
色んな人に心配かけたばっかりなのに……。
もうこんな事して……。

八反田さんと、お○にーのことしか頭にないんだから。
/489ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ