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恋するアイドル❤︎〜内緒の発情期〜
第15章 ごっこ遊び
きっと多分この人は。
「なぁ、今日は喉の奥まで突っ込んでイイ……?」
私を好きじゃないからなのだ。
若くて変態な学生アイドルを傍に置きたいだけなのだ。
馬鹿な私は、過去に言われた大事なことも全部忘れて、ずっとそう思い込んでいた。
「ぢゅ……ちゅぷ……ちゅぷ、れろれろ」
頬張らないと私の口内に留めることが難しいほど男らしい。
苦くて男臭くて甘酸っぱくて……いやらしい。
勃起不全なはずなのにこんなにカチカチになるのは、私がそれだけいやらしい女なだけなのだ。
ずっと、ずっと、そうに違いないと。
「……んっ……じゅぼっ、ンンッ!?」
そう思い込んでいたその時、八反田さんは私の頭を鷲づかんで押し込んできた。
大きな鬼頭が喉奥を犯してくる。
でも私はすぐに咽せて口からそれを離してしまった。
ドロリ……と濃ゆい唾液が間延びした。
「ごめんな。イラマ○オはまだ早かったよな」
私がコンコンと咳き込む中、八反田さんは残念そうな顔付きをしていたと思う。
だから、おち○ちんの先を思い切り啜って、竿肉を手で強く握って擦った。
今思えば、この時から八反田さんは全然気持ち良くなかったのだろう。
ただ私が酷く興奮していることや、拙くも懸命に奉仕する様に、どうすれば良いか思い悩んでいたこと。
八反田さん自身の性癖に、八反田さん自身が悩んでいたこと。
私はこの時、彼の気持ちをちっとも分からずにいたんだ。
「……みゆり……待って……強すぎる……」
どうすればこの人に愛されるのか。
そればかり考えていた私には、この人の優しい想いになんて気付けなかった。
私はもう充分、愛されていたのに。
「……気が済んだか?」
激しくすれば相手がきっと気持ちいいと思うのは、なんでなんだろう。
私だって強くされたら痛いのに。
指先で無理矢理クリを刺激されたら死ぬほど苦痛なのに。
八反田さんの台詞に口と手の動きを止めた時、八反田さんのカリ首は赤くなっていた。