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恋するアイドル❤︎〜内緒の発情期〜
第4章 ようこそアイドルカフェdólceへ‼︎
《昨日倒れた子、今日は出勤するのかな?》
《緊張するのが駄目なら、俺らが緊張感与えなきゃいいだけの話》
《他のメンバーのつぶやいたー見て来たけど、研修1番頑張ってたらしい》
《こんな結果になって悔しいだろうな》
《せっかく始動したばかりなんだし、これを糧に続けて欲しい》
そこには、私に対するファンの気持ちが様々綴ってあった。
私はきっと悪評ばかりだと思っていたから、ネットには目も向けなかったけれど……。
「風間さんは気付いていないかもしれませんが、dólceが結成されてから、dólceのファンは日に日に増えているのです。それはあなたのファンも然りです。辞めさせないでくれというメッセージも届いています。我々の今後を左右するのは、いつだってあなた方を求めるファンの人々の意見です。この気持ちを無碍に出来るほどの力は、うちの事務所の社長にも無いですよ」
八反田さんは、終始口角をあげていた。
言葉尻も優しかった。
私が泣いてしまったからかもしれない。
私より号泣していたるかちゃんには、良かったねと、言われた。
うん……。
アイドルなんか辞めてもいいなんて……。
そう腐っていた自分が、やっぱり自分でまだまだ大嫌いだけど。
少しずつ、好きになっていきたい。
そしたら、八反田さんにもちょっとは好かれるのかな。
《緊張するのが駄目なら、俺らが緊張感与えなきゃいいだけの話》
《他のメンバーのつぶやいたー見て来たけど、研修1番頑張ってたらしい》
《こんな結果になって悔しいだろうな》
《せっかく始動したばかりなんだし、これを糧に続けて欲しい》
そこには、私に対するファンの気持ちが様々綴ってあった。
私はきっと悪評ばかりだと思っていたから、ネットには目も向けなかったけれど……。
「風間さんは気付いていないかもしれませんが、dólceが結成されてから、dólceのファンは日に日に増えているのです。それはあなたのファンも然りです。辞めさせないでくれというメッセージも届いています。我々の今後を左右するのは、いつだってあなた方を求めるファンの人々の意見です。この気持ちを無碍に出来るほどの力は、うちの事務所の社長にも無いですよ」
八反田さんは、終始口角をあげていた。
言葉尻も優しかった。
私が泣いてしまったからかもしれない。
私より号泣していたるかちゃんには、良かったねと、言われた。
うん……。
アイドルなんか辞めてもいいなんて……。
そう腐っていた自分が、やっぱり自分でまだまだ大嫌いだけど。
少しずつ、好きになっていきたい。
そしたら、八反田さんにもちょっとは好かれるのかな。