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恋するアイドル❤︎〜内緒の発情期〜
第4章 ようこそアイドルカフェdólceへ‼︎
ここぞとばかりに彼の躰に顔を近付ける。
耳元やうなじ、そこから胸元付近までゆっくり降りて、心ゆくまで大好きなあの匂いを嗜むの。
どんなフレグランスより馨しいとさえ思える甘酸っぱい香りが鼻腔をくすぐって、肺から私の体内に染みこんでいく。
それだけで子宮がおりてくるのが分かった。
私の中の牝が呼びかけられているみたい……。
パーカーよりも強い芳香を放ち無防備に投げ出される八反田さんの躰は、私にとっては性の固形体そのものなの。
この人と意識を手放すくらい快楽に塗れたセックスをしたい。
徐々に躰を弄り合いながらお互いの理性も擦り潰していくようなやつ。
いつもの根暗な私とか真面目な八反田さんの社会的責任なんか全部忘れて、ヤりまくってヤりまくっておま○この奥の奥まで何度も何度も中出しされて、それでもまだ収まらないくらい牡の本能丸出しな八反田さんに抱かれてみたい。
二人でオルガズムから抜け出せなくなるくらいのセックスがしたい。
そんな八反田さんにますます興奮しながら、私も動物みたいに悦ぶの。
八反田さんだけのおち○ぽ用ペットになって、一晩で孕まされちゃうくらいに濃厚なセックスがしたいよ。
んん……おち○ちん欲しい。
視線を一つ下にずらせば、そこに下肢がある。
……触りたい。
コスりたい舐めたい大っきくしてあげたい。
挿れちゃいたい。
この人の以外は嫌なの。
このひとのがいい。
八反田さんがいい。
ふみすけさんじゃないとだめ。
他の人じゃイケる訳ない。
きっと痛みの先にある快感は、この人とじゃないと得られないの。

そんなことを考えている間、私はずぅっと、八反田さんに触れない僅か数センチ手前、この人を包み込む見えない壁を辿るように自らの世界を堪能していた。
一呼吸毎に浮いたり沈んだりする胸元すら愛しくてじっくり観察してしまう。
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