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恋するアイドル❤︎〜内緒の発情期〜
第4章 ようこそアイドルカフェdólceへ‼︎
昨日はご心配をおかけして申し訳ありません。私は元気です。これからも応援して下さい。
風間みゆり
それだけの文章だけど、お客様はとっても喜んで下さった。
「パンケーキとカレーって斬新だね?二人が考えたの?」
「はい!るかちゃんがカレー好きで、私は甘いの好きなんで!ナンじゃなくてパンケーキにしようって!」
「そうなんだ、凄い美味しいよ!」
『ありがとうございます!!』
るかちゃんと二人でお礼を言う。
すると頑張ってね、って声を掛けてくれた。
そんなお客様がほとんどだった。
目を合わさないように配慮してくれる人もいた。
そのうちに、つぶやいたーで私の手紙がアップロードされると、席に着いたお客様からのオーダーがパンケーキカレーで溢れた。
一枚一枚、丁寧に文章を書いて、全員に手渡した。
大前さんには、
「やるじゃん」
一言だけそう言われた。
「うん!」
嬉しくて、大前さんにも初めて心からの笑顔を向けることが出来た。
るかちゃんは今日はもう大丈夫そうだねって微笑んでくれた。
「心配かけてごめんね。ありがとうるかちゃん」
「いいってことよ」
るかちゃんは照れたように手を上下に振った。
今日は本当に調子がいい。
八反田さんと、いっぱいお話できたからかな?
思い返せば倒れた時からずっと、本当に色々あった2日間だったと思う。
昨日までもう辞めちゃえって思っていたのに。
色々なことがありすぎて、思い出の整理が追いつかないくらい。
でも、dolceに戻ると言って出て行ったその八反田さんが、何故かここに見当たらなかった。
結局この日、八反田さんはdolceには顔を見せることはなかったのだ。
もしかして私のせい?
違うよね?
違うって言われたかった。
ただそれだけが、今日唯一、私の中の心残りとなってしまった。
風間みゆり
それだけの文章だけど、お客様はとっても喜んで下さった。
「パンケーキとカレーって斬新だね?二人が考えたの?」
「はい!るかちゃんがカレー好きで、私は甘いの好きなんで!ナンじゃなくてパンケーキにしようって!」
「そうなんだ、凄い美味しいよ!」
『ありがとうございます!!』
るかちゃんと二人でお礼を言う。
すると頑張ってね、って声を掛けてくれた。
そんなお客様がほとんどだった。
目を合わさないように配慮してくれる人もいた。
そのうちに、つぶやいたーで私の手紙がアップロードされると、席に着いたお客様からのオーダーがパンケーキカレーで溢れた。
一枚一枚、丁寧に文章を書いて、全員に手渡した。
大前さんには、
「やるじゃん」
一言だけそう言われた。
「うん!」
嬉しくて、大前さんにも初めて心からの笑顔を向けることが出来た。
るかちゃんは今日はもう大丈夫そうだねって微笑んでくれた。
「心配かけてごめんね。ありがとうるかちゃん」
「いいってことよ」
るかちゃんは照れたように手を上下に振った。
今日は本当に調子がいい。
八反田さんと、いっぱいお話できたからかな?
思い返せば倒れた時からずっと、本当に色々あった2日間だったと思う。
昨日までもう辞めちゃえって思っていたのに。
色々なことがありすぎて、思い出の整理が追いつかないくらい。
でも、dolceに戻ると言って出て行ったその八反田さんが、何故かここに見当たらなかった。
結局この日、八反田さんはdolceには顔を見せることはなかったのだ。
もしかして私のせい?
違うよね?
違うって言われたかった。
ただそれだけが、今日唯一、私の中の心残りとなってしまった。