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怪しい薬の研究所
第1章 大学生の友人同士が……
「問題というか……。どうしてこんなに高いのですか。さっき、たしかたった3時間の拘束時間だとおっしゃったと思いますが」
「疑問に思われるのはごもっともです。しかし、今回の企画には非常に難しい条件があるのですよ。先ほどからご説明いたしておりますとおり、『男女のご友人同士』というのがそうです。しかも、『過去にお付き合いされた、いわゆる元恋人』でもダメなわけで。さらに申し上げますと、お声かけさせていただく際に、『二人っきりで歩いてらっしゃった』ということも重要なポイントなのです。『男女3名以上の仲良しグループ』ではダメなのですよ。こんなに厳しい条件がございますゆえ、お受けいただく方々に厚く報いることは当然の理です」
「はぁ……」
分かったような、分からないような顔つきの太一。
すると凜が質問を投げかけた。
「疑問に思われるのはごもっともです。しかし、今回の企画には非常に難しい条件があるのですよ。先ほどからご説明いたしておりますとおり、『男女のご友人同士』というのがそうです。しかも、『過去にお付き合いされた、いわゆる元恋人』でもダメなわけで。さらに申し上げますと、お声かけさせていただく際に、『二人っきりで歩いてらっしゃった』ということも重要なポイントなのです。『男女3名以上の仲良しグループ』ではダメなのですよ。こんなに厳しい条件がございますゆえ、お受けいただく方々に厚く報いることは当然の理です」
「はぁ……」
分かったような、分からないような顔つきの太一。
すると凜が質問を投げかけた。