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怪しい薬の研究所
第1章 大学生の友人同士が……
「日時等は、こちらに記載がございませんが、どうなのでしょう。太一君と私はサークルにも所属しておりますし、都合によっては無理なことも……」
「その点につきましても、ご心配はご無用です。『今から2週間以内の日取りで、午前9時から午後5時までの間のどこか3時間』ということで、お二人のご都合をお伺いすることになっております。土日や祝日でも問題ございません。いかがなさいましょう?」
「太一君、今度の土曜日は空いてるんだよね? 映画はまた今度ってことにして、その日にしない?」
すでに乗り気になっている凜が、太一に尋ねた。
太一もまた、やる気が湧いてきたのか、先ほどのような気のない表情ではなくなっている。
「ああ、そうだな。その日は一日空いてるから、凜さえよければ、その日でいい。時間も任せる」
凜は頷くと、宮元に向き直って言った。
「その点につきましても、ご心配はご無用です。『今から2週間以内の日取りで、午前9時から午後5時までの間のどこか3時間』ということで、お二人のご都合をお伺いすることになっております。土日や祝日でも問題ございません。いかがなさいましょう?」
「太一君、今度の土曜日は空いてるんだよね? 映画はまた今度ってことにして、その日にしない?」
すでに乗り気になっている凜が、太一に尋ねた。
太一もまた、やる気が湧いてきたのか、先ほどのような気のない表情ではなくなっている。
「ああ、そうだな。その日は一日空いてるから、凜さえよければ、その日でいい。時間も任せる」
凜は頷くと、宮元に向き直って言った。