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怪しい薬の研究所
第2章 女子高生が温泉で……
 しばらく話しているうちに、朋香は気づいた。

 尿意を感じてきたことを。



 しかし、湯から上がることを躊躇する朋香。

 なぜなら、手ぬぐいで隠し切れないお尻やその他の部分を三浦に思いっきり見られてしまうのは間違いないだろう、と思ったからだ。



 なので、とりあえず我慢したまま、スタッフたちの帰還を待っていたのだが、そのうち、朋香は気づき始めた。

 朋香を襲い始めているその感覚は、もしかしたら尿意ではないのかもしれないということに。

 温かいお湯の中で、朋香の下腹部は、よりいっそう熱を帯び始めていた。

 ついに薬の効果が発揮されてきたのだ。



 もじもじと身体を動かしつつ、耐えようとする朋香。

 だが、当然ながら、その快感のような、それでいて不快感のような、不思議な感覚は立ち消えることはなかった。




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