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怪しい薬の研究所
第4章 高校生の友人同士が……
やがて唇を離すと、徹が言う。
「桜子、ありがとな。俺としても、もっとここでいっぱいキスしたり抱き合ったりしてたい気持ちでいっぱいなんだけど……とりあえず、無事に帰ってからにしよう。桜子も、今日は何も予定がないって言ってただろ。帰ったら、俺の部屋に寄っていけよ。一緒にどっかでメシ食ったあと、俺が送ってやるから」
「嬉しい! 早く徹の部屋で二人っきりになりたい! ずっとそばにいて!」
気持ちが抑えきれず、思いっきり抱きついて言う桜子。
嬉しそうに、そしてどこか意外そうに、笑いながら徹が言う。
「桜子こそ、ずっと俺のそばにいろよ。……ちょっと意外だな、桜子がこんなに甘えん坊だとは思ってなくて。これまで、ずっとサバサバした感じだっただろ。少なくとも、俺と一緒にいるときは」
「好きな人には甘えん坊になっちゃうみたい、ごめんね。甘えん坊、嫌い?」
「いや、俺は好きだけど」
「よかったぁ!」
再び強く抱きつく桜子。
すると徹が、言いづらそうに言った。
「桜子、ありがとな。俺としても、もっとここでいっぱいキスしたり抱き合ったりしてたい気持ちでいっぱいなんだけど……とりあえず、無事に帰ってからにしよう。桜子も、今日は何も予定がないって言ってただろ。帰ったら、俺の部屋に寄っていけよ。一緒にどっかでメシ食ったあと、俺が送ってやるから」
「嬉しい! 早く徹の部屋で二人っきりになりたい! ずっとそばにいて!」
気持ちが抑えきれず、思いっきり抱きついて言う桜子。
嬉しそうに、そしてどこか意外そうに、笑いながら徹が言う。
「桜子こそ、ずっと俺のそばにいろよ。……ちょっと意外だな、桜子がこんなに甘えん坊だとは思ってなくて。これまで、ずっとサバサバした感じだっただろ。少なくとも、俺と一緒にいるときは」
「好きな人には甘えん坊になっちゃうみたい、ごめんね。甘えん坊、嫌い?」
「いや、俺は好きだけど」
「よかったぁ!」
再び強く抱きつく桜子。
すると徹が、言いづらそうに言った。