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怪しい薬の研究所
第5章 大爆発、そして……
 莉央菜のアパートに到着後、山内に研究所へ引き返すよう指示を与えてから、宮元と莉央菜は二人で部屋へと入った。

 玄関に入って鍵を閉めるや否や、莉央菜が尋ねる。

「今日はもう研究所には戻らないの?」

「いや、俺は後で行く。あいつらの処分は、莉央菜とも話し合ってからだし、また後日だけど。とりあえず、あいつらが莉央菜を犯したことが、俺は許せない。しかも、何度も中出ししたそうじゃないか。幾ら、欲望の箍が外れたからと言って、これはあり得ないから」

「私のために怒ってくれてありがとう。でも、彼らを擁護するわけでは決してないけど……私も色々と酷い実験をしてたから、バチが当たったんだと思う。友矢君もこないだ言ってたでしょ、罪悪感があるって」

 難しい顔をする宮元。

 莉央菜が続けた。




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