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怪しい薬の研究所
第1章 大学生の友人同士が……

「凜、無事か?」
「うん、ありがとう。太一は?」
「僕も大丈夫だ。しかし、くそっ! 何なんだ、あいつら、いきなりあんなことして……!」
憤懣やるかたない様子の太一は、その場で立ち上がると地団太を踏んだ。
凜がなだめるように言う。
「ねぇねぇ、ここ、どこなのかな? 私にはさっぱり分からなくて……。私もあの人たちには憤りを覚えているけど、まずここから脱出するのが先決だと思うから……」
「そうだよな、ごめん。うーん、どっかのバス停みたいだけど、まるで知らないところだぞ。スマホで調べるか」
やや冷静さを取り戻した様子で、ポケットを探る太一。
幸いなことに、二人の持ち物は、バッグやポシェット、着ている服に至るまで、全て無事だった。
「うん、ありがとう。太一は?」
「僕も大丈夫だ。しかし、くそっ! 何なんだ、あいつら、いきなりあんなことして……!」
憤懣やるかたない様子の太一は、その場で立ち上がると地団太を踏んだ。
凜がなだめるように言う。
「ねぇねぇ、ここ、どこなのかな? 私にはさっぱり分からなくて……。私もあの人たちには憤りを覚えているけど、まずここから脱出するのが先決だと思うから……」
「そうだよな、ごめん。うーん、どっかのバス停みたいだけど、まるで知らないところだぞ。スマホで調べるか」
やや冷静さを取り戻した様子で、ポケットを探る太一。
幸いなことに、二人の持ち物は、バッグやポシェット、着ている服に至るまで、全て無事だった。

