この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
怪しい薬の研究所
第1章 大学生の友人同士が……

そして、スマホを確認しながら、太一が言う。
「かなり歩かないといけないけど、電車の駅までは徒歩でも行ける距離みたいだ。ここ、バス停みたいだけど、バスは……」
腕時計を見ながら立ち上がる太一。
いつしか時刻は午後1時を回っていたようだ。
つまり、数時間もの間、二人は気を失っていたらしい。
そして、バスの時刻表を確認した太一は、舌打ちした。
バスは1日にたったの2本しかなく、次にバスがこの停留所に来るのは3時間以上先のことだったからだ。
諦めたかのような様子で太一が言う。
「かなり歩かないといけないけど、電車の駅までは徒歩でも行ける距離みたいだ。ここ、バス停みたいだけど、バスは……」
腕時計を見ながら立ち上がる太一。
いつしか時刻は午後1時を回っていたようだ。
つまり、数時間もの間、二人は気を失っていたらしい。
そして、バスの時刻表を確認した太一は、舌打ちした。
バスは1日にたったの2本しかなく、次にバスがこの停留所に来るのは3時間以上先のことだったからだ。
諦めたかのような様子で太一が言う。

