この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
怪しい薬の研究所
第1章 大学生の友人同士が……
 大きめのワゴン内へ、宮元と共に足を踏み入れる太一と凜。

 さすがに車内は、若干涼しく凜には感じられた。

 太一と凜が後部座席に並んで落ち着くと、宮元が早速口を開く。

「すみません。一番大切なことを伺うのを忘れておりました。お二人が恋人ではないと伺って、『やっと目指す方々とめぐり合えた』と思い込んで、喜んでしまって、つい。……大変失礼ですが、お二人は元恋人というわけでもないですか? 過去にお付き合いされたことは……?」

 凜が答えた。

「申し遅れましたが、私は緑山凜と申します。こちらは、赤村太一君です。それで……太一君と私は一度もお付き合いしたことはありません」

「そう伺って安心いたしました。そちらのプリントにも記載いたしました通り、うちの番組で行う今回の企画では、『参加していただくお二人が、過去に一度もお付き合いをなさったことのないご友人同士』ということが大前提となっております」

 太一と凜は揃って、紙に視線を落とした。



 宮元が説明を続ける。




/377ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ