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いろごとプリズム
第16章 バスルームの二人
(なんなのこの気持ち……。花見川くんや小暮くんともセックスはいっぱいしてきてるのに……、悠真とは今まで途中までしかしてないけど、あんなことやこんなこともしてきてるのに……)
あんなことや、こんなこと。この部屋で、悠真に初めてキスされて、胸に触れられたこと。その次に、下着を着けたまま布越しに性器を擦り付けられたこと。そして全裸になり、互いの性器を弄り合ったこと、悠真が自分でしごく姿……。それらを思い出すと、身体が熱くなるのを抑えられない。
「サーヤー、こっち」
浴室の方から悠真の声がする。部屋を出てそちらへ向かうと、既に上半身裸になっている悠真が脱衣所にいた。その引き締まった肢体にうっとりとしてしまう。
「そろそろお湯たまるから、オレ先入るぞ。サーヤも脱いですぐ来て」
「うん」
目の前で下半身の服を脱ぎ、半勃ち状態の性器がブランとなるのを見せながら全裸になる悠真。サーヤはそれを見ただけで子宮が疼いてしまう。
「オレ先に洗ってるから」
そう言って浴室に入っていく悠真の後姿……、形の良い締まった尻に見とれながらサーヤは自分も脱ぎ始める。浴室からはシャワーの音がし始め、悠真がそこで身体を洗っているのが擦りガラスからうっすら見える。
(私、変態みたい……。シャワー浴びてる悠真を想像するだけで、興奮する……)
服をすべて脱ぎ、軽く畳んで、浴室のドアを開けて湯けむりの中へと入っていき、ドアを閉める。
「おう」
軽くそう言って悠真は、持っているシャワーヘッドをサーヤの身体に向ける。
「ひゃっ……」
いきなり人にシャワーをかけられる違和感にぞわぞわしながら、サーヤはそれを受け容れていく。
「……濡れた身体ってそそるな」
じっとりとした眼差しでサーヤの全身を見つめながら、悠真がシャワーのお湯をかけていく。
「オレに洗わせて……?ぜんぶ」
「えっ!?あ、ああ……、うん」
シャワーヘッドを収めると、悠真はスポンジにボディシャンプーをつけ、泡立ててからサーヤの身体を洗い始めた。
「……っ、なんかこれ、くすぐったいよっ……」
「いいから、じっとしてろよ」
首筋から腕、そして背中。お尻を軽く通って、脚まで、ささっと洗われ、サーヤはくすぐったさと気恥ずかしさに包まれる。悠真が腕を持ち上げ、腋の下を洗い始めた時、くすぐったさがピークになった。
あんなことや、こんなこと。この部屋で、悠真に初めてキスされて、胸に触れられたこと。その次に、下着を着けたまま布越しに性器を擦り付けられたこと。そして全裸になり、互いの性器を弄り合ったこと、悠真が自分でしごく姿……。それらを思い出すと、身体が熱くなるのを抑えられない。
「サーヤー、こっち」
浴室の方から悠真の声がする。部屋を出てそちらへ向かうと、既に上半身裸になっている悠真が脱衣所にいた。その引き締まった肢体にうっとりとしてしまう。
「そろそろお湯たまるから、オレ先入るぞ。サーヤも脱いですぐ来て」
「うん」
目の前で下半身の服を脱ぎ、半勃ち状態の性器がブランとなるのを見せながら全裸になる悠真。サーヤはそれを見ただけで子宮が疼いてしまう。
「オレ先に洗ってるから」
そう言って浴室に入っていく悠真の後姿……、形の良い締まった尻に見とれながらサーヤは自分も脱ぎ始める。浴室からはシャワーの音がし始め、悠真がそこで身体を洗っているのが擦りガラスからうっすら見える。
(私、変態みたい……。シャワー浴びてる悠真を想像するだけで、興奮する……)
服をすべて脱ぎ、軽く畳んで、浴室のドアを開けて湯けむりの中へと入っていき、ドアを閉める。
「おう」
軽くそう言って悠真は、持っているシャワーヘッドをサーヤの身体に向ける。
「ひゃっ……」
いきなり人にシャワーをかけられる違和感にぞわぞわしながら、サーヤはそれを受け容れていく。
「……濡れた身体ってそそるな」
じっとりとした眼差しでサーヤの全身を見つめながら、悠真がシャワーのお湯をかけていく。
「オレに洗わせて……?ぜんぶ」
「えっ!?あ、ああ……、うん」
シャワーヘッドを収めると、悠真はスポンジにボディシャンプーをつけ、泡立ててからサーヤの身体を洗い始めた。
「……っ、なんかこれ、くすぐったいよっ……」
「いいから、じっとしてろよ」
首筋から腕、そして背中。お尻を軽く通って、脚まで、ささっと洗われ、サーヤはくすぐったさと気恥ずかしさに包まれる。悠真が腕を持ち上げ、腋の下を洗い始めた時、くすぐったさがピークになった。