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いろごとプリズム
第10章 悠真が欲しい
「ん、でも……」
「でも、欲しいんだろ?オレが」
獲物を狙う目で真っ直ぐ見つめてくる悠真に、サーヤは俯いて、目をそらす。鼓動が高鳴る。本当は欲しくて欲しくてたまらない。悠真の全てをぶつけて欲しい。けど今の自分ではまだそれはいけないこと……と思っている。
「……わかった。お前の気持ちの整理がつくまで、兄貴には黙ってるからさ。……だから今日は、……いいだろ?もう……我慢できねーよ」

悠真はサーヤのTシャツを一気にたくし上げ、脱がせる。あっという間にブラもはずされ、スカートも脱がされた。瞬く間に下着一枚となったサーヤは唖然としている。
「え、ちょっ……!?」
そうしているうちに、悠真は自分の服も脱ぎ始め、下着一枚になった。もちろん下着の上からでもクッキリとわかる盛り上がりを見せながら。初めて見るその肢体はサーヤの興奮を煽った。
「悠真っ……?」
そのまま抱き締め、ベッドへと押し倒す。強く抱き締められ、触れあう肌の温度と感触に、サーヤはなんともいえない気持ち良さを感じる。

「もうオレはお前じゃなきゃダメなんだよっ……!お前が兄貴と会う前に、繋がっときたいんだっ……!」
兄は今夜帰省して、明日サーヤと会う。悠真は今、最後までやるしかないと思っていた。そして願わくば、それまでにサーヤの身も心も自分でいっぱいに満たしておけたら、夢中にしておけたら……と、そう思っていた。
「好きなんだサーヤ……、お前が欲しくて堪んない……。お前も欲しがれよオレを……!」
乳首に食らいつき、吸って舐めての愛撫を存分に繰り返しながら、早くも腿から足の間へと手を伸ばす悠真には焦りが見えている。
「……っ、悠真っ……」
「ほんと乳首すぐ勃つのな、お前……」
硬くなった尖端を舌で卑猥に転がしながら、下着の上から指先で股間をつつく。そこが湿っている事を確認すると、指の動きを荒くしてまさぐる。
「ここ……、すげぇ熱い……」
「っぁ……っ、んんっ……」

その指技に酔いしれ始めたサーヤがなまめかしく腰を揺らす。ここ数日の情事の連続に、ひどく感じやすいカラダになっている。抵抗がないことを確認した悠真は、下着を脱がしにかかる。
「こないだ言っといたよな……?今度は全部脱いで見せて、ってさ……?」
「……っ!」
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