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いろごとプリズム
第11章 ショウマのリビドー

悠真に聞こえているかもしれないことなどもう考えられない。息の荒いショウマの逞しい男根がナカいっぱいにその欲望をぶつけまくってきている。
「あーー……、出るっ……出すぞ……、サーヤ、もう出る……イクっ……!!……く……っ、……ぁっ……!はぁっ、はぁっ……」
サーヤの中に奥深く埋めたまま、ショウマのリビドーが爆発した。汗を垂らし、全速力で走ってきたかのような荒い息を吐きながら、全部出し切ろうとまだ腰を動かし続けていると、サーヤのナカがびゅくんびゅくんっと渦を巻いた。
「……っ、なんだよ、サーヤもまたイッたのか……。アッ……、締められると……んんっ、イイ……っ」
そのまま倒れ込み、息がおさまるまでしばらくショウマはサーヤの上になだれ込んでいた。サーヤもオーガスムに酔いしれながら、それが抜き出される時には名残惜しく感じている程だった。俯せたまま、ショウマがコンドームを外す音さえもが彼女の子宮を疼かせた。
こんなにも乱暴に、まるで犯されたようなものなのに、良いセックスだったと、サーヤはそう感じていた。淫乱……、そう、私は淫乱なんだ。だから物凄く淫らに求められるセックスに興奮する。自分の欲望のままに断れず、こうして動いている事で、男達に失礼なことをしているんだ……。そう思い始め、とてつもない自己嫌悪に陥った。
「あ……、お前の服……、」
ショウマがそう言って初めて、自分の服が悠真の部屋に置きっぱなしであることにサーヤは気付かされた。
「あ、私……」
起き上がろうとするサーヤを制し、ショウマが着衣しながら言った。
「俺が取ってくる。お前また裸であいつの部屋に行くつもりかよ」
そう言われれば、そうだ。まったくなんて考えなしの馬鹿なんだろう、と、自己嫌悪が進む。悠真の部屋で服を脱がされた時のことを思いだし、胸の奥がズキンと痛む。
ショウマが悠真の部屋に行くと、悠真はヘッドフォンを装着したまま背を向けてベッドに寝転んでいる。自分の部屋から聞こえてくる声と物音に堪えられなかったことだろう。その物悲しい後ろ姿を見て、ショウマは胸を痛めた。悠真のことは許せない。けど、自分もまた、酷い事をし返してしまったものだ……と、罪悪感に苛まれた。
「あーー……、出るっ……出すぞ……、サーヤ、もう出る……イクっ……!!……く……っ、……ぁっ……!はぁっ、はぁっ……」
サーヤの中に奥深く埋めたまま、ショウマのリビドーが爆発した。汗を垂らし、全速力で走ってきたかのような荒い息を吐きながら、全部出し切ろうとまだ腰を動かし続けていると、サーヤのナカがびゅくんびゅくんっと渦を巻いた。
「……っ、なんだよ、サーヤもまたイッたのか……。アッ……、締められると……んんっ、イイ……っ」
そのまま倒れ込み、息がおさまるまでしばらくショウマはサーヤの上になだれ込んでいた。サーヤもオーガスムに酔いしれながら、それが抜き出される時には名残惜しく感じている程だった。俯せたまま、ショウマがコンドームを外す音さえもが彼女の子宮を疼かせた。
こんなにも乱暴に、まるで犯されたようなものなのに、良いセックスだったと、サーヤはそう感じていた。淫乱……、そう、私は淫乱なんだ。だから物凄く淫らに求められるセックスに興奮する。自分の欲望のままに断れず、こうして動いている事で、男達に失礼なことをしているんだ……。そう思い始め、とてつもない自己嫌悪に陥った。
「あ……、お前の服……、」
ショウマがそう言って初めて、自分の服が悠真の部屋に置きっぱなしであることにサーヤは気付かされた。
「あ、私……」
起き上がろうとするサーヤを制し、ショウマが着衣しながら言った。
「俺が取ってくる。お前また裸であいつの部屋に行くつもりかよ」
そう言われれば、そうだ。まったくなんて考えなしの馬鹿なんだろう、と、自己嫌悪が進む。悠真の部屋で服を脱がされた時のことを思いだし、胸の奥がズキンと痛む。
ショウマが悠真の部屋に行くと、悠真はヘッドフォンを装着したまま背を向けてベッドに寝転んでいる。自分の部屋から聞こえてくる声と物音に堪えられなかったことだろう。その物悲しい後ろ姿を見て、ショウマは胸を痛めた。悠真のことは許せない。けど、自分もまた、酷い事をし返してしまったものだ……と、罪悪感に苛まれた。

