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第3章 ♦嫉妬♦

「お前は俺の・・・なんでもない」






「彼氏ではないの？」





「・・・」




「何で黙るの？」







結局、こうなるのか、





「ごめん、やっぱ別れよ」




私から別れを切り出さないとこの妙な関係は終わらない。





あまりにも早かった。




私は一人の人に愛されたいだけなんだ。






他の人を好きな人と恋をするなんて無茶なんだよ








「・・・それは無理」





「？」






いや、なんで・・・。





「俺お前のこと好きではないけど手放せない」




「なにその我儘、私が我慢できるとでも？」





「あぁ、お前を快楽の底に落としてやる」





「・・・は？」






急にかがりくんは私に顔を近づけると熱いキスをしてきた。