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となりの藍崎さん。
第3章 男を知りました


「ま、ただってわけじゃねーけど」


トンと壁に追いやれる、見上げると藍崎さんは楽しそうに微笑んでいた


(ま、まさか私も…)


あんなことやそんなことを…ここ数日前の喘ぎ声を思い出して想像する


(いや!ダメダメダメわ、私まだそういこと……)


「ぷ…今度は百面相かよま、決めるのはお前だほら入るのか?入らないのか?」


藍崎さんは私から離れて自分んちの鍵を開けて問う


私は…



私は…



私は…













「は、入ります…」


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