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今日私は自分の子供を殺しました
第6章 過去の傷
「目が覚めたか…?」
俺は病室に戻ってきて目を覚ました藍に話しかけた
藍はすべてを理解したみたいで
涙を一粒流すと
俺の手をとり、手の平に指で
しにたい
と書いた。
俺はそのまま藍の手を握り締め涙を流しながら
ごめん。ごめん。
と謝る事しか出来なかった。
それから藍はおじさん達では手に負えなくなり
精神病棟に入院が決まった
それから1年が立ち
もうすぐ高校の卒業式
藍は少しだけ回復し実家に戻ってくることが出来た
まだまだ引きこもり気味だが
前よりは顔色もよくなったとおばさん達は
安心したようだった。