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今日私は自分の子供を殺しました
第7章 過去の傷 1st
ふたりで作戦をたてた
幸せになるための
「お前が店辞めさせて貰えるわけないんだから、飛べ」
『ユウスケはその店に残るの?』
「俺もいずれは飛ぶよ。でも一緒に飛んだら…まずいだろ?」
あたしはこの日を最後に
店を飛ぶ決心をした
今日まで必死につくりあげたNo.1
だけどそんなものはいらない
ユウスケがいればそれでいいんだよあたし
だからいつも通り出勤して
店長の誘いを断ってこっそり荷物をまとめて
ばれないようにタクシーに乗った。
帰るとユウスケが待っていた。
「荷物は持ってこれてもこれからが大変だからな…絶対店長からの連絡は取るなよ。」
『わかってる…』
なんだか怖くなってきた
とんでもないことをしたんじゃないかって
もしばれて、ユウスケもばれてしまったら…
そんなことあるわけない
あたしごときで大騒ぎもしないでしょ
2、3日の辛抱!
だけどその考えは大きく外れた。