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第7章 過去の傷 1st

ユウスケが帰ってくるまであと何時間だよ…

どうしようどうしよう



元々異常な怖がりで夜は電気を消して寝れなくて
常に無音のひとりぼっちを嫌っていた。


あたしは少しでも誰かと繋がっていたくて
客に連絡しようと思ったけどもし店長からの電話に
間違えてでてしまったらめんどくさいし


はあぁ
慣れるしかないよね


タバコはどんどん減っていく


ユウスケとの幸せな生活のためって思ってさ、
なんとか乗り越えないと

だってこれからしばらくこうして
夜はひとりでユウスケの帰りを待たなきゃいけないんだよ




あたしはスーパーの袋からさっき買ったチョコを取り出して
ばりばりと夢中で食べた

買っといてよかった。




精神が安定しないときのチョコは最高だ