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今日私は自分の子供を殺しました
第2章 陰
そう言われたあたしは1度は断った。
会いたくもないし話すこともない。って
だけど出てくるまでここで待ってると言われた。
親に見付かったらめんどくさい
ずっと家の前に居られても困る
あたしは帰ってもらうためだけに
アオイの車の助手席に乗った。
初めて見せるすっぴん。
何日もお風呂に入ってないボロボロの髪。
ご飯がたべれずこけた頬
リスカを隠すための真夏に長袖の服。
アオイはあたしの変わり用に驚きを隠せていなかった。
『話しってなに?話すことなんかない。』