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今日私は自分の子供を殺しました
第7章 過去の傷 1st
「やっと繋がった。心配したよ」
電話の相手は店長だった
『ユウスケは?』
「ここにいるけど?」
『………』
「今すぐ店に来いよ。それとも迎えに行こうか?」
『いい。今から行く』
「逃げたらユウスケがどうなるかわかるよね」
『逃げないし。すぐ行くから』
あたしは一方的に電話を切りすぐに支度をしてタクシーを拾った。
手は汗でぐっしょりと湿っていた。
鞄からチョコを取り出し口にはいるだけ詰め込んだのに、
呼吸が乱れて苦しい。