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今日私は自分の子供を殺しました
第7章 過去の傷 1st

「久しぶり。会いたかったよリオ、今までどこに居たんだよ?連絡もしないで。でもいいんだ。気にしないで、お前は不動の断トツNo.1。たまには疲れるし休みは必要だよな。」
店長は営業スマイルで満面の笑みをつくった。
目が笑ってないよ
「一応きいとくけどリオは休んでる間はただの風邪だったんだよな?」
不気味な笑顔と低い声で店長が聞いてきた。
周りの従業員はニヤニヤしている。
風邪だったと言えってこと?
風邪って言えばあたしは見逃されるだろう
そしてまた今日から何もなかったように
店のために働く。
店長も従業員も言えって顔してる
あたしは深呼吸をして呼吸を整えると
もう一度店長が言った
「リオは風邪で休んでたんだよな?」
『店長あたしは風邪で休んでたんじゃない。店が嫌になって飛んだ。』

