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今日私は自分の子供を殺しました
第7章 過去の傷 1st
「リオ、服着て帰れ。」
ユウスケは?
あたしの気持ちが通じたのか「ユウスケお前も。」あたしはなんとか服を着て
ユウスケを抱き抱えた。
「お前らもう来なくていいよ」
あたしはユウスケの肩を抱いて担ぎ店から出ようとしていた。
「もうお前らも続かねーだろ、それでいいや。こんなビッチと付き合ってられないよな?」
笑いながらユウスケに問い掛けた。
目も合わさずにユウスケを引きずりながらタクシーを拾う。
『×××まで。』
タクシーのおじさんはボロボロのあたしと血だらけのユウスケを
バックミラーからちらちら見ていた。