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今日私は自分の子供を殺しました
第9章 過去の傷2nd
席に案内されるとすぐにおしぼりが渡された。
あたしは手を拭くとすぐに三角に折って端っこに置いた。
なんとなく、あたしは同業者って雰囲気を出していたかった。
ここにいる男全員があたしを金としか見ていない気がして怖かった。
あたしが客にそうなようにね
「ユリお待たせ」
ユリの隣にさっきのひょろ男が座った。
ユリは途端に笑顔になる
こんなひょろ男のどこがいいんだろうか?
「お隣りよろしいですか?」
あたしが声の方を向くと茶髪の普通の男が居た
「はじめまして。ハルナです」