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今日私は自分の子供を殺しました
第2章 陰
『ぇっ…』
アオイはじっとあたしの目を見てきた。
ねぇ、あたし今どんな顔してるの?
泣きそう?怒った顔?辛そう?楽しそう?
アオイには絶望に満ちたあたしの顔が
どんな風に見えたの?
『なんでそんな顔してるのかって聞いてんの。』
『帰りたい…』
『だから!なんでだよ!理由を言え!!!!!』
『言いたくない…帰りたい!!!!!!』
あたしはテーブルに置いてあった携帯やものを
アオイに向かって投げた
『は?まじで意味わかんねぇんだけど』
投げた時計がアオイの顔に当たった。
『痛っ―…お前まじいい加減にしろ!』
アオイがあたしにライターを投げた。
物凄い勢いと速さで。