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今日私は自分の子供を殺しました
第10章 過去の傷2nd Ⅱ
車の中は洋楽が大音量で流れていた。
アオイ、ヤンキー?
でもあたしはこうゆうの大好き。
シーマの乗り心地もいいし
「昨日俺酔っ払っててさぁ…正直あんまり覚えてなくて、昨日のこと。だけどリオがすっげぇかわいかったって事だけ覚えてて、もう一度会いたかったんだよね…」
前を向いたままアオイが言った。
『え?……え?っ…え?』
緊張と嬉しさでえしか声が出ない。
「え?」
『え?』
「リオおもしろっ。なんでさっきからそんなえばっかり言ってんの」
アオイが爆笑してる。
『え?』
「ほらまたぁ!まじうける。もうえ禁止な」
『…わかった。』
「え?」
『もー!からかわないでよ』
アオイはいたずらに笑った。あたしもつられて。