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今日私は自分の子供を殺しました
第10章 過去の傷2nd Ⅱ
「あっでもビッチで頭おかしい女のほうがホストは好都合か!」
あたしは震える体で睨みつけた。
般若みたいだったと思う。
「は?誰だか知らねーけどいきなりなんだお前。ふざけんなよリオがビッチだ?は?遊ばれた癖に腹いせか?かっこわりぃぞ?それに俺はホストじゃねーよ、この恰好でどうホストに見えるんだよあほか眼科行ってこい。」
……あ、アオイ?
あまりの勢いにびっくりした。さりげなくあたしの前に来てかばってくれている。
「…あっそ。わかったわかった、せいぜい浮気がばれて彼氏も働くとこもなくして人に言えない恥ずかしいことされたってばれないといいね。じゃあなーお幸せに」
ヒラヒラと手を振りスーツに18金ネックレスを下げてる集団は帰っていった。
なにがばれないとだよ。たった今お前がばらしてったよ。
あぁ、終わった。
もう終わったよ、
てかなんであんな集団がボーリング場いるんだよ
893みたいな奴ら入れんなよ店も。
てかなんだよこの出来すぎたドラマみたいな展開は
おとなしく帰ればよかった