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今日私は自分の子供を殺しました
第10章 過去の傷2nd Ⅱ
自然と涙が溢れてきた。
「どうしたんだよ!?えっまじで!リオ!」
『最後…こんなんなっちゃって…なんか』
「なにがだよ?俺楽しかったよ?」
『店長とか…凄いうざくて…もうアオイから…誘われなくなったり、連絡来なくなったらどうしようって…思って、凄い嫌で』
「は?俺また誘うし連絡とか当たり前だし。てかさっきの男達なんか気にもしてねーから!だから泣くなよ」
『あと…アオイに妹って言われるのも嫌だ。…』
「ぇ…なんで?」
『妹じゃなくてもっと女として見てほしいし…なんか…わかんない!!』
「それって、好きってこと?え?好きってこと?」
『ん…』
あたしはもうアオイに会えないと思って、勢いで言ってしまった。
涙と恥ずかしさで顔は真っ赤だって自分でもわかるくらい熱い。
あーもうはやく帰りたいよ。