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今日私は自分の子供を殺しました
第10章 過去の傷2nd Ⅱ


『ちょ、ちょっと待って。あれ、えーと全然理解できない。あたしは告白したら振られる予定で今日の休みは失恋に落ち込むために引きこもろうって考えてたのに今一体なにがおこってるの?あれ?』


完全にあたしはパニックだった。

「なにそれ?てか俺は正直言って酔っ払ってたけどリオを見たとき一目惚れした気がした。で、今日会ってそれが核心に変わった。」


『嘘…でしょ』


「嘘じゃねぇよ。本気だからまじで、だから最初リオが泣き出した時、俺のほうがもうだめだって思ったよ」


今度は嫌われてなかった安心と嬉しさで涙が溢れてきた。

「なんでまた泣くんだよ!?」


嬉しくてだよ。

アオイがあたしの最後の恋だって賭けるよ。
アオイでだめだったらあたしはきっともう誰とも恋をできない。

そんな気がして仕方ないんだよ。

たった2回しか会ってなくてお互いに何も知らないのに誰よりも近い存在な気がするのはあたしだけ?



あたしは涙を拭いてアオイを見た。
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