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今日私は自分の子供を殺しました
第10章 過去の傷2nd Ⅱ
「なんか今の子、台風みたいな子だね」
『うん、でもいい子だよ』
「乗って!どこ行く?」
『アオイお腹すいてる?ご飯いこうよ』
「ぺこぺこ。じゃあどっかファミレスはいるか。」
あたし達はファミレスにはいって
お互いオムライスを頼んだ。
『あたしオムライス大好きなんだぁ』
「俺も!うまいよな」
ふたりしてがつがつ食べ終わってタバコを吸って一息ついた。
『じゃあ帰ろっか。』
「えぇぇ?なんで?」
『だって仕事で疲れてない?休んだほうがいいかと思って。』
ほんとはもっと、ずっと一緒に居たい。けど
仕事の邪魔をしない理解ある彼女って思われたくて
それしか言えなかった。
アオイの前ではわがままを言ったらいけない。って
だってアオイはホストだから。