この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
今日私は自分の子供を殺しました
第10章 過去の傷2nd Ⅱ

何度ホテルに行っても手を出さないアオイの話しを聞いて
ユリも「相当な奥手だね」ってびっくりするくらいだった。


ある日もあたしはアオイと一緒に食事をしていた。

「もうすぐ俺Birthdayなんだよね。緊張する」

『Birthdayかぁ…』

あたしはアオイに店に来るのは禁止されていたから
Birthdayをやることは知らなかった。

「リオ、Birthdayのラスト前の時間だけ来てくれないかな。何も入れなくていい、ただ俺の頑張りを見てほしい。それでラスソンを聞いてほしいんだ」


アオイは真っすぐにあたしを見て言った。


『わかったよ。応援してるからね』

アオイのBirthday
アオイが主役の日


「終わったらそのまま一緒にいよう?」

あたし達は仕事が終わると会うのが当たり前になっていた。
たまにアオイがアフターとかで会えないけど
一週間の半分以上は一緒にいる。


「リオを店に呼びたくないけど…Birthdayだけは見てほしいんだ。ごめんな、こんなこと言って」

『あたしもたまには働いてるアオイが見たいから大丈夫だよ。お店凄いだろうねー!』


「ラスソンは何がいい?リオが決めて。それ歌うから」

『あたしが決めていいの?』


アオイは優しく頷いた



『じゃあ…赤西のEternalがいい。』


ホストクラブではメジャーだけど、この歌がぴったりだと思った。


「まかせて。必ず聞いてね俺のラスソン、俺はリオのためだけに歌うから」
/288ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ