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第2章 陰

あたしの家が見えるくらいの所まで来ると
アオイは車を停めた。


『…ねぇ、今日はとりあえず帰してくれないかな。今は話しなんか出来ない』



『お前、その腕いつやったの？』


あっさっきのリスカ、時計とブレスで隠してたつもりだったけど
見付かった…


『なにかあったんだろ？』


『うん、あったょ…』


『なにがあったんだよ？』















『アオイ、昨日どこにいたの？』