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今日私は自分の子供を殺しました
第10章 過去の傷2nd Ⅱ
「ミーティング終わるまで車で待ってる?」
『いや、ちょっとレイのお店に行ってるね。今日来てくれたお礼に』
「わかった。じゃあ迎えに行くから」
アオイと別れてハルナくんの店に向かった。
ユリとレイの席に行くと奥からバツの悪い顔をしたハルナくんが出てきた。
『久しぶりだね』
「いつも連絡シカトされて寂しかったよ」
もうレイから聞いたのだろうか。落ち着かない様子だった。
『あたしアオイと本気で付き合ってるよ?』
「…聞いたよ。それならよかった。アオイさんかっこいいもんな、お似合い」
無理矢理つくったような笑顔をしたハルナくんは
目を合わせてくれなかった
メール着信ーアオイー
もうミーティング終わったけど出てこれる?
外にいるよ
『…あたし行かなきゃ。会計して』
「いいよ、5分も居なかったじゃん。」
『でも…指名代とか』
「いいから。ほらっ」
あたしのバックを持ってハルナくんは大声でお客様お帰りです!と叫ぶと従業員達はありがとうございましたと返した。
エレベーターのドアを開けてハルナくんが待っていた