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今日私は自分の子供を殺しました
第10章 過去の傷2nd Ⅱ
次の日、あたしとアオイは水族館デートをして
海の見えるレストランで食事をして
高級ホテルに泊まった。
1日中遊び回ってつかれたのかアオイは寝てしまった。
チッチッチッ…
時計の針が動く音が響いた。針が空を指し2本が重なったとき、静かに鞄から
綺麗にラッピングされた箱をだして
アオイの枕元に置いた。
今日はアオイの本当の誕生日。
無理に起こす事はしないで静かにシャワーを浴びに行った。
湯煎をためてジャグジーをまわしひとりでくつろいでいた。
「リオー!!!!!わーなにこれ!リオどこぉ??」
アオイが起きたのか大声であたしを探している。
くすっと笑い身を潜めた
「…リオ!お風呂はいってるの?てかなにこれ!サンタさん来てたんだけど」
興奮しながらプレゼントを見せてきた。
「リオまじありがとう!どこに隠してたの?」
アオイの手には、しっかりとあたしがあげたデジカメが握られていた。
『ひみつ。…それ、これからアオイとたくさん思い出を増やしたくてデジカメにしたの』
アオイは無言でお風呂を後にし、裸で戻ってきた。
ジャグジーに勢いよく飛び込み抱きしめてきた。
「だいすき!ありがと!だいすき!思い出いっぱいつくろうな」
『お客さんと撮らないでね?』
「当たり前だろ。」
アオイは優しくキスをした
「…リオ、ベッドいこ?俺もう我慢出来ない。」
抱き上げられたあたしはなんだか恥ずかしくてまたお湯のなかに隠れた。
「ここでしたいの?」
いたずらに笑う。
『違う…先でてて』
「やだ。ほらおいで」
あたしはベッドに運ばれた。