この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
今日私は自分の子供を殺しました
第10章 過去の傷2nd Ⅱ

ユリは家の前まで送ってくれた。

「ゆっくり休みな。連絡してね?」

『ん…ユリごめんね。本当にありがとう』


あたしは部屋にはいるとすぐにベッドに倒れ込んだ

きっと化粧は涙でボロボロだろう。電柱にぶつけたおでこもまだ痛い、擦り傷になってるかも…

でもそんなものよりもっと痛いものがあるや、



全然眠れずにベッドの中で体を丸めて泣きつづけた

絶頂に病んでる今、ひとりで赤ちゃんの事を考えるのは今のあたしには荷が重すぎた。


そのとき、携帯が鳴った
着信音はアオイのメール設定の曲だった。

携帯を開くと長文のメールが届いた。



メール着信ーアオイー

今日はごめん。まずそれを言わせて。今俺は地元の海を見ながらこのメールを打っている。今日のことは本当に反省してる。赤ちゃんに会えるの楽しみにしてたのに…妊娠が嬉しすぎてつい飲み過ぎたんだ。それでリオがあんなに泣くと思わなくてもうリオは、
一人の体じゃないから感情もふたりぶんで…あの涙はリオと、
お腹の中の赤ちゃんも泣いてたのかなって思って、本当にごめん。今度はちゃんと話し合いたい。会ってくれないか?

/288ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ