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今日私は自分の子供を殺しました
第10章 過去の傷2nd Ⅱ
メール送信ーアオイー
悲しかったよ。赤ちゃんの事なんてどうでもいいんだって思った。楽しそうにお酒飲んで寝れるなんて本当に悲しかった。それにめんどくさそうにしてたよね…
メール着信ーアオイー
ごめん、でもめんどくさそうにしたつもりはなかった。リオ会いたい
あたしはそこで携帯を閉じた。
もう何を言われても今は悲しい涙しか出てこないし
泣きすぎて疲れきった体と精神は言うことを聞かない。
結局あたしは一睡も出来ずに仕事の時間がきた。
今まであたしは何をしていたんだろう
ぼうっとしてた事は覚えている。でも具体的に何を考えていたとか
昨日のアオイのメールの内容とかは
全く思い出せなかった
メールをもう一度読み直した時にユリから着信があった
「もしもし?リオ今日仕事どうする?」
『行けるよ。』
「わかった!じゃあいつも通りね!あとで話し聞かせてね」