この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
今日私は自分の子供を殺しました
第10章 過去の傷2nd Ⅱ

「リオ…顔真っ青だよ?やっぱり休んでたほうが」

『大丈夫…』

あと1時間…あと1時間でアオイが迎えに来る。
こわい
また迎えに来なかったら?連絡がとれなかったら?

そればかり考えていた


だけど今日はアオイはちゃんと来てくれた。

「本当にあんたに預けて大丈夫?」

ユリはアオイに冷たく言い放った。
ユリと初めて会った時みたいに拍子抜けして
今回は怖じけづいていた。


「大丈夫…昨日はごめん」

それを聞くと、ユリは「気をつけてね」と助手席のドアを開けて見送ってくれた。



アオイとふたりきりになり、社内は無言でいつもの洋楽が流れるだけだった


「リオ…ちょっといいかな」


着いた場所は海だった
ふたりで洋服のまま入り、夏を好きにさせてくれると約束したあの海。


塀に座り、水平線を眺めた。アオイの手があたしの手にかぶさった。



「昨日は…本当にごめん。」
/288ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ