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今日私は自分の子供を殺しました
第2章 陰


アオイはオーナーに電話をかけだした。

あたしはなぜだかその携帯を奪って通話を切ってしまった。


当時、ガキだったあたしは
夜の仕事に誇りを持っていたし
頑張っているアオイのことは
本気で応援していた。

だからあたしが理由で仕事を辞めるなんて
そんな格好悪い辞め方だけは
してほしくないと思っていた。


いつ終わるかわからない恋人のために
簡単に仕事を辞めようとするアオイに
軽蔑さえしていた。


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