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今日私は自分の子供を殺しました
第2章 陰
だけどまた携帯を奪い返され、オーナーに電話をした。
黙って聞いていると『話しがある。店を辞めたい』
とアオイの会話だけが聞こえた。でも
オーナーはきっと引き止める。
だってアオイは店では売れているし
かっこいいし
あたしはアオイが店を辞めるのは
絶対に無理な事もわかっていた
電話を切り終わったアオイはあたしの手を握りながら
『俺、ホスト辞めるから!これでいいだろ!』
だけどあたしは嬉しくなかった。これからアオイが囲われることも
本気でアオイが言ってないことも
わかっていたから。
『アオイ、あたし赤ちゃんおろすから。』