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今日私は自分の子供を殺しました
第6章 過去の傷
「そして見つけたんだ。ユウが女と楽しそうにカフェで話してるとこを
藍とは正反対の茶髪に濃い化粧でギャルぽい女だったな、
藍は黒髪セミロングで清楚って感じだから。」
自分の好きな男が違う女、容姿も雰囲気もまるで違う女と居るのを
目撃した時の気持ちを想像すると
心がキリキリと痛んだ。
そんなの
最強のコンプレックスじゃない?
まるで違う相手に
取られてしまうなんて。
「藍は俯いて小さい声で言ったよ。
ユウスケごめん…やっぱりだめだった。忘れるなんてムリ、どうしたらいいの私。って、その場で泣き出したよ
俺はその日、藍を家まで送ったあとユウの家に行ったんだ。
あいつは笑顔で迎えてくれたよ。
彼女紹介したいってね
歪んでるなって思ったょ」