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第6章 過去の傷

｢次の日から…クラスの女子達の藍に対する態度が変わった。

誰も藍と会話をしない
誰も藍と目を合わさない



その日から藍はクラスで空気になったんだ。





おれは藍を無視する女子をひとり捕まえて問い詰めた。


そしたら頼まれたって…

学校これなくなるまで
やっちゃってよ？
ねぇ？わかったぁ？


あの女の生意気そうな顔がちらつく。


最悪だったのはクラスの女子の
リーダー的存在とあの女が
友達だったってこと




だから女子全員が藍をシカトしてるわけか。


ふざけんな!!!
くだらねぇっ!!!!!!


藍がなにしたってんだ!!!!!!